3R(すりーあーる,さんあーる)とは、
Reduce、Reuse、Recycle の
頭文字をとった言葉で、廃棄物の削減に努めるという考え方を示したものです。
Reduce (リデュース) ⇒ 廃棄物の発生抑制
Reuse (リユース) ⇒ 再利用
Recycle(リサイクル) ⇒ 再資源化
最近ではテレビコマーシャルなどでもお馴染みです。
この3Rを実行することは、りっぱなスローでエコな暮らしといえるでしょう。
● Reduce(リデュース)
リデュースとは、必要のないものは買わない、使い捨てのものなどゴミになりそうなものは使用しないなど、
ものの量を減らす事でゴミの量を減らすにはもっとも簡単で効果のある考え方です。
・買い物をする時はマイバッグを持参。
・必要な分だけ買う。
・わりばしや紙皿、プラスチック容器など、使い捨てのものはできるだけ使わないようにする。
● Reuse(リユース)
リユースとは、 いらなくなったものを捨ててしまうのではなく、洗浄したり修理したりしてもう一度使うという考え方です。
・リターナブル容器を選ぶ。
・不用になった衣服は、リフォームしたりフリーマーケットに出す。
・家電製品などが故障した時、修理すれば使えるものであれば修理して使う。
・再生部品を用いた機器類を使う。
● Recycle(リサイクル)
リサイクルとは、 いらなくなったものを捨ててしまうのではなく、分類して集め再利用する という事です。
・市町村や地域単位で実施する、古紙、びん、アルミ缶、スチール缶などの分別回収の取り組みに協力して、
決められた場所に、決められた方法で物品を出す。
・「サーマルリサイクル」 :廃棄物を「燃料」として利用する利用法
・「マテリアルリサイクル」:廃棄物を「材料」にして、別の製品を作る再利用法
また、この代表的な3R以外にも、沢山のRがあります。
・ Refuse(リフューズ)⇒ 拒否 :「ゴミになるもの、なりそうなものを拒否する」
・ Repair(リペア) ⇒ 直す :「 壊れても修理して使う」
・ Refine(リファイン)⇒ 分別 :「捨てる時には分別する」
・ Rethink(リシンク) ⇒ 再考する :「本当に必要なものかどうか考える」
・ Rental(レンタル) ⇒ 借りる :「個人として所有せずに借りて済ます」
・ Return(リターン) ⇒ 戻す :「携帯電話など使用後は購入先に戻す」
・ Reform(リフォーム)⇒ 改良する :「着なくなった服などを作り直す」