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田舎暮らし 人間関係の問題

移住するにあたって現地の人達が移住者を受け入れてくれるかは、気になる事の一つです。
田舎には都会では見られない村社会が存在します。
都会ではそういったものが嫌煙されがちですが、郷に入れば郷に従えというように、田舎に住むことになる以上、その地の方針に従わなければなりません。
都会での習慣を持ち込み現地の人達との軋轢をうむことはさけたいところです。
祭りの準備や、年に数回の川や道の清掃行事、草刈りや雪下ろし、消防団・青年団等の活動、寄り合いや冠婚葬祭等の手伝いにも参加しなくてはなりません。
もしも参加せずにいたならば、村の一員として扱われることもなく、周りの協力は得られず、さらには回りの村民から白い目で見られることを覚悟せねばなりません。

地方の山村はどの地も例外なく過疎化に悩んでおり、自治体が村をあげて移住者を募集しているところも多くあります。
過疎に悩む自治体などでは人口を1人でも増やしたいのが実情です。
また子供づれの場合、移住者は最も歓迎を受けます。
地方の学校は存亡の危機に直面していて、一旦廃校になると地域の子供の数が減り、ますます過疎化に拍車がかかる事態を招きます。
よって移住家族は子供が多ければ多いほど歓迎を受けるのです。
しかし、子供は地域で育てるという考えも根強く、良い意味でも悪い意味でもプライバシーなことにも口を出されることも多くあります。
わずらわしいこともあるでしょうが地域の人達からすると善意からの事です。
そんな人達との付き合いも田舎暮らしです。

地元の人は地域に溶け込める人を求めています。
移住者と地元住民の間で摩擦が起きているところもあり、そういった状況では田舎暮らしを謳歌できません。
地域で何らかの役割を担い、貢献し、互いを受け入れ、支えあうことは心構えとして必要です。

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