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田舎暮らし

都会の喧騒に疲れた、のんびり自分らしく暮らしたいなど、そうした願いのから、田舎暮らしを選ぶ人が近年増加しています。
ストレスの多い社会から飛び出し、自然とともに過ごすスローライフ。

都会に憧れ、田舎を出て行った人たちが、定年後、田舎に帰ってゆく。
また、都会に生まれ、慌しさに疲れた人たちが定年後、憧れの田舎暮らしへ。
また若い人でも子供たちの情操教育的観点から、田舎へと移住する人も増えています。
そういった風潮もあり、今後ますます田舎暮らしを求める人たちが増えていきそうです。

内閣府の世論調査では、「週末だけ田舎暮らしをしてみたい」という人の割合は37.6%、「移住して本格的な田舎暮らしをしたい」という人の割合は20.6%という結果が出ています。
書店には関連の書籍や雑誌が並び、インターネット上にも不動産物件が多数紹介されています。田舎暮らしを検討している人がいかに多いかわかります。


一方、田舎暮らしの受け皿となる地方では、国からの補助金や交付税などの減少が見込まれているのが現状で、この田舎暮らしブームを歓迎しているようです。
過疎化や人口減少率が高い地域では団塊世代の田舎暮らしを誘致すべく、移住支援政策に取り組んでいる所もあります。
そうした政策の一環として、格安の空き家や貸家の斡旋、補助金を出したりなど、田舎暮らしをはじめるきっかけを提供するものがあります。
住宅以外にも、田舎暮らしをはじめる前にその土地に馴染んでもらおうと、事前ツアーを組んだり、様々な工夫をこらしている自治体もあり、田舎暮らしのスタートをきるためのサポートはそろっています。

とはいえ、住み慣れた生活を捨てて移住となれば生活は一変、豊かな自然は厳しさも伴い、田舎の厳しい環境に適応できず、また都会へ逆戻りという人も少なくありません。
「こんなはずではなかった」と思わないためにも、田舎暮らしに関する様々な知識を身につけておく必要があるといえます。

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